コーチングってなに?
ストレングスファインダーで分かった「自分の才能」。
この素晴らしい才能をより良く生かすためには「コーチング」が欠かせません。
実際にストレングスファインダーを提供しているギャラップ社も、クライアントがそのストレングスを最大限に活かすために「コーチ」の認定と育成を行っています。(ストレングスコーチと呼ばれています)
まずは「コーチングって何?」といったところから。
コーチングってなに?
スポーツの世界では「コーチ」という言葉が一般的になってきていますが、「コーチング」という言葉はまだなじみが薄いかもしれません。
クライアントとコーチが対話をする中で「クライアント自身が目標に向かって行動する」。その手助けを行うことがコーチングです。
「コンサルティング(解決策の提案)」や「ティーチング(知識や技術を教えること)」とは異なり、「答えはクライアントの中にある」という考えに基づいています。
クライアントはドライバーで、コーチはあくまでその助手席に座り補助をする役目ということです。
アクセルを踏んだりハンドルをきるのはクライアント。
コーチは助手席から「道案内」をしたり、ドライバーが見落とした「景色や目印」を教えたり。
目標地点にスムースにたどり着けるようサポートをしていきます。
コーチングって具体的に何をするの?
具体的には、コーチは様々な「質問」をします。
「あなたがやりたいことは何ですか?」
「何が必要ですか?」
「目標に近づくためにできることはどんなことですか?」
などなど
「え、それだけ?」 と思われるかもしれませんが、問いを繰り返すことでクライアント自身が気づかなかった思いや、行動への障壁がクリアになっていきます。
その思いを大切に、より具体的な「目標に対して不足しているもの」を問いかけたり、目標達成に向けた実際に過去の成功体験に照らし合わせてエネルギーを引き出すことで「自発的な行動アイデア」が生まれ、目標の達成をサポートします。
コーチングにはどんなメリットがあるの?
コーチングを受けることで「目標地点」へよりスムースに到達することができます。
ケースによって「目標到達の時間が早かった」「その時本当に必要な目標へたどり着くことができた」「より高い目標へ到達することができた」など、様々なメリットがあります。
その原動力となるのも「人から与えられた解決方法」ではなく、自分の内なる「大切な価値観」を大切に考えるからです。
「わくわくとした」「腹落ちした」「納得感の高い」「実際に行動に移しやすい」アクションプランを作ることができます。
また、目標へ向かう最中もコーチは並走し見守りますので、「孤独ではない安心感」のある状態で心理的にも健全に目標に向かうことができます。
コーチングはどういう人に向いているの?
基本的にはクライアントがもつ「課題や目標」に対して、行動し解決する手助けを行います。
(例 : 〇〇の資格を取りたい!、人と気疲れせず話せるようになりたい、仕事で売り上げを1.5倍にしたい! などなど)
課題・目標が明確であればより効果的ですが、クライアントによっては「課題や悩み」が明確に言語化できない場合もあります。(なんかもやもやする、、とか)
その場合は「本当の課題は何か?」にたどり着くためにコーチングを行うケースもあります。
尚、心の病気を抱えたクライアントに対してはコーチングを行ってはならないという「国際コーチ連盟(ICF)」の取り決めもあります。「カウンセリング」や然るべき医療機関をお勧めする場合もあります。